去年、ディズニーランドに行った時のこと。
こどもと一緒にアイスを買うために、アイスワゴンに出来た列に並んでいました。 前には小学校の高学年らしき男の子が二人、例によってDSかなんかをしながら待っていました。 すると、そこに通りかかった”普通の”アフリカ人らしき女の子を見て、その男の子たちがいきなり、「うわ〜、すげ〜黒い〜、きめぇ〜」と言ったのです。 その言葉を耳にしたとき、私は衝撃を受けました。 幸いその女の子には、彼らが何を言っているかはわからなかったようなのですが、私はすごく悔しくて、その男の子たちを引っ張って行って、女の子に謝らせたい気持ちでいっぱいでした。 もちろん、その男の子たちに「人種差別」の意識があって言っているのではなく、単純に、初めて目にする自分たちとは違う国の人に対しての、興味がそのような言葉になってしまったのもわからなくはありません。 でも黒い肌をした人の一体何がキモイのか? じゃあ、あなたたちはどうしてキモくないのか? 本当にお説教をしたかったのですが、さすがにそれは出来なかったので、一人でイライラしていました。 すると、一緒にそれを聞いていたうちの子供が悪ガキどもに影響されて、「ママ〜、黒い人もいるんだね」と言ったので、ここぞとばかりに大きな声で「でもあの人たちから見たら、私たちは黄色いんだよ。何であんなに黄色いの?って思っているかもよ。」と言って聞かせました。 私の大声を聞いたその男の子たちはその会話を耳にして、ちょっとシュ〜ンとしていたので、その場はそれで、終わりにしました。 今アメリカでは、史上初の黒人大統領が誕生する可能性が出てきています。 HIPHOPの黒人アーティストは世界中の人に受け入れられ、黒人に対する差別は、昔に比べたらかなり減ってきたのではないでしょうか。 ロックもジャズもハウスも、すべては黒人から始まっているわけだし、バスケや陸上の選手は白人の方が少ないくらいです。 人種によって得意不得意があって、その人種ごとのいいところをお互いに認め合う意識が世界中であるのではないかと思います。 ローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが右手にドクロの指輪をしています。 これには「皮膚の色が何色でも、皮一枚剥いでしまえばみんな同じ(ドクロ)なんだ」というメッセージを込めているんだそうです。 すてきですよね。 そんなキース大先生(笑)の信念をお借りして、アルマナックの新作のボーダーシリーズにはカラフルなドクロの刺繍を施してみました。 これには人種差別だけではなく、「人間には様々なカラー(キャラクター、性格)の人がいるんだよ」と言うアルマナック独自のメッセージも込めてあります。 日本ではいじめ問題などで自殺してしまう子供が増えてしまいました。 例え集団の中で外れてしまう子がいても、それは個性であって決して悪いことではないということを、わかってほしいと思います。 そしてこの記事を目にして下さったみなさんも、ぜひお子様にお話ししてあげて下さい。 差別は自分の可能性を狭めるだけだよ、って。 ・LIKE A RAINBOW ボーダーロングスリーブ ・LIKE A RAINBOW ボーダータンクトップ
by almanacforkids
| 2008-01-15 21:56
| almanac
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